Vaporwaveというカルチャー、内包されるFuture funkというカテゴリ
セーラームーンは、authentic
ウツノミヤです。
フューチャーファンクに関する記事を書いたところ意見を頂戴しました。
utsunomiya.hatenadiary.jp
ありがとうございます。
いくつか反応をします。
ジャンル名で検索するのか問題
Future funkの流行について(Vaparwaveと比較しながら) - 東京モラルハザードb.hatena.ne.jpなるほど。Future Funk聞きたい人がわざわざGoogleでFuture Funkと検索するかなと思ったけどVaporwaveとそこまで差が開いているならやはり(比較的)流行っていないってことなのかな… 観測範囲では流行ってるように思うんだけどナ
2017/10/18 22:56
Future funkの流行について(Vaparwaveと比較しながら) - 東京モラルハザードb.hatena.ne.jpもっと流行ってる気がする……?検索されてないだけとかなんかな
2017/10/19 10:47
多数指摘がありました。
わざわざその単語(future funk)で、ググるか問題。
あくまで比較の指標だと思ってください。
例えば、Twitterの検索とかタグつきツイートの取得数とかで測ることは可能だと思います。
さらに、SNSのバズった記事とか拾ってくれば、もう少し踏み込んだ内容になったかもしれません。
しかし、海外で2年くらい前から出てきたばかりの言葉で、深掘りしても私見が間延びするだけです。
記事作成中にvaporwaveと大差が付いていたので、そのまま記事にした感じです。
①各ジャンルの代表アーティストを分類
②彼らのSNSでのユーザーフォロー数とかを合計して比較
とかすると、もっと発見あったかもです。
カテゴリが細分化しすぎ問題
Future funkの流行について(Vaparwaveと比較しながら) - 東京モラルハザードb.hatena.ne.jp東京でフューチャーパンクって呼んでるものの幾らかはロンドンではベイパーウェイブとみなされてる気がする。ので単純なボリューム比較は難しいとおもう
2017/10/19 08:18
Future funkの流行について(Vaparwaveと比較しながら) - 東京モラルハザードb.hatena.ne.jp
- [音楽]
逆になぜこんなに Vaporwave だけ息が長いのか知りたい。というか Witchhouse や Seapunk が Vaporwave に飲み込まれたのと同様に Future Funk も飲み込まれつつある気が
2017/10/19 14:58
この界隈もジャンルを表す言葉が多いと思います。
(メタルに比べれば、少ないでしょうけど)
future funkの派生元は、Vaporwaveだと言われています。
しかし、Justice(ジャスティス)やdaft punk(ダフト・パンク)らFrench houseの影響も大きいでしょう。
参照:マクロスMACROSS 82-99のインタビュー
https://spincoaster.com/interview-macross-82-99
※French houseですら、ヌーディスコとか国によって呼び方違う
マクロスのインタビューのように、複数のジャンルに影響を受けて、結果的にfuture funkとカテゴライズされれば、それはfuture funkでしょう。
有名な音楽誌がシティポップだと言えば、そうでしょう。
moe shopやミカヅキBIG WAVEは、Kawaii bassかと言われたら、イエスと答えます。
私は音楽の専門家ではないので、聞き分けてジャンル分けできません。
雰囲気だけで感じてます。
一方、アートワークで言えば、seapunkとか既にVaporwaveの雰囲気あります。
【特集】エイフェックスやtomad、ガガ様まで虜にする、SNSが生み出した新ジャンル「#シーパンク」とは何なのか? #Seapunk | Qetic
Hypnagogic pop, Lo-fi, chillwaveなどwindows95の草原やイルカ、フィジカルなカセットテープ、繁華街のネオンサインなど、80年代90年代のモチーフが散見されます。
並行して、VHSビデオのようなglitch(グリッチ)アートなど、ノスタルジーあふれるヴィジュアルもネット界隈で見られるようになりました。
tumblrでよく見られた記憶です。
私にとっては、音楽体験より先に視覚情報としてVaporwave的原体験があります。
カオスラウンジです。
2010年でしょうか。
アニメとインターネットが融合して2ちゃんねるを核としたインターネットカルチャーって感じで。
私の中では、Vaporwave的なものの原風景かもしれません。
(当時はglitchと捉えていました)
最終的な結論しては、下記のツイートが表していると思います。
※この人Vaporwaveの解説本とかしてるみたい。畏れ多い。
vaporwaveはファッションやらアート的やらな視覚的な分野にも波及して話題になりやすそうだけど、future funkはそういった要素を全てvaporに持っていかれて音楽の領域を脱してない気がする。そこが流行っている/流行っていないの分水嶺になっているのでは。 https://t.co/HVjykdTCcZ
— 捨てアカウント (@sute__aca) 2017年10月19日
これらの視覚的なトレンドをまとめ上げてしまったのがVaporwaveだから、Vaporwaveすごいし、future funkは言葉としては伸びていかないということです。
ここ重要ですが、言葉や枠組みとして伸びないのであって、音楽としては伸びていくと思います。
2010年代のなんかファンクっぽいアンニュイっぽい紫でモヤモヤしたやつ全部まとめて、Vaporwave。
これでいいでしょう。
その中で、比較的に踊れるやつをfuture funk。
そんな感じで、類似のジャンルがVaporwaveというベン図の外郭の中にまとまっていくのではないでしょうか。
Future funkの流行について(Vaparwaveと比較しながら) - 東京モラルハザードb.hatena.ne.jp
- [music]
お前が流行らすんだよ!
2017/10/19 08:31
ありがとうございます。
これからも私の中でホットな限り紹介しようと思います。
そもそもなぜ調べた?
DJするからです。
DJって自分の好きな曲流したいけど、フロアに受けるものを流します。
出演者が集まったときにフューチャーファンク流したけど、受けが微妙でした。
良さ感じない人って、音が古いとか、ダサいとか思っているのではないかと感じました。
そこで、実際のトレンドを見て、世の中の受け入れ姿勢を判定した感じです。
結論は見えていて、サブカルチャーなんで一定層にしか受けないことは自明です。
クラブカルチャーの範疇では、イベント開催数的にはザ・EDMがピラミッドの頂点で、サブストリームとしてアニソン群とブレイクコア群が存在していると思ってます。
取り急ぎ、10月28日(土)に東京でDJします。
私は40分間future funkのみ流しますので、興味あれば早稲田茶箱に足を運んでください。
出番は最後から2番目になります。
それまではサンバやhiphop, dubstepなど各々が自由に各々の好きな音楽を流すと思います。
最後は宣伝臭くなりました。
ハロウィンと被ることもあり、お客が少ないので遊びきてください。
VS 永遠に終わらんわ | 音楽喫茶 茶箱 sabaco music&cafe
\大音量でフューチャーファンクが聴けるぞ/
www.youtube.com
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