bandcampが2019年ベスト・アルバムランキング100 を公開
bandcamp 2019年ベスト・アルバム100
soundcloudぐらいメジャーとなったbandcamp。
世界各国のインディーズアーティストがロックからヒップホップ、民族音楽までオールジャンルで配信する一大プラットフォームになっている。インターネットで音楽探すなら、一度は立ち寄ったことがあるでしょう。
2019年は、日本でもサブスクで音楽聴くのが定着してきた感じがする。
AppleMusicやspotifyの幅のないレコメンド機能は、毎日同じようなプレイリストを推薦してくる。飽き飽きしている人も多いと思う。別の方法で音楽を発見していきたい。そこで、ジャンルレスにいい感じの音楽に出会えるランキングを推したい。
2019/12/10から公開が始まり、今週中に1位まで発表される。
英語が読めなくても、ジャケットで選べばいい。推薦曲がストリーミングできるから、とりあえずイントロだけ順に聴いて楽しんでほしい。ほとんどのアーティストは、AppleMusicやspotifyでも楽曲を配信している。購入せずとも、フルアルバムを聞くことができる。気に入れば、レコードやカセットもぜひ購入してほしい。
100位から81位
個人的に気に入ったアルバム
個人的に気に入ったものを3数枚紹介する。ランキングで初見のアーティストばかり。まだランキング後半なのに、良さが溢れている。
spotifyのリンクも貼っておく。
95位 Swim Team - Christelle Bofale
open.spotify.com
黒人でこのジャケット、絶対にミニマルなヒップホップだと思った。聴いてびっくり、バンドサウンド。toddleかと思った。2000年代の初頭の邦楽ロックを思わせる音作り。エモみが深い。
bandcampのリンク
Swim Team | Christelle Bofale
91位 Go Get Ice Cream and Listen to Jazz - Kassa Overall
open.spotify.com
ニューヨークのアーティスト。jazzベースに、ヒップホップと電子音楽が乗っかる形でかっこいい。おしゃれだし、聴きやすいし、よい。曲間の構成に小刻みにブレイクが挟まって、小山田圭吾を彷彿とさせる。
bandcampのリンク
https://kassaoverall.bandcamp.com/album/go-get-ice-cream-and-listen-to-jazz
75位 Houmeissa - Hama
open.spotify.com
やばい。西アフリカ・エレクトロニック・ミュージック。
まずジャケットがやばい。ビートにアフリカを感じなくもない。繰り返し聞きたくなる。
bandcampのリンク
Houmeissa | Hama
ロック、ジャズ、電子系で3枚紹介したが、ノイズやアンビエント、メタル、民族音楽もある。
きっと気に入るアルバムがあるから、探してみてほしい。
ー追記ー
spotifyにプレイリストが公開されました。
utsunomiya.hatenadiary.jp
Future FunkのトラックメーカーNight Tempo氏に謁見する
M3に行ったら、Night Tempo(ナイトテンポ)さんに遭遇。いるとは知らず、テンション爆上がり。CDを買い、写真を撮る。
せっかくお会いしたので、いろいろ紹介したいし、宣伝してあげたい。みんなで界隈を盛り上げていきたい。
Night Tempoって誰?
Future Funk界隈の韓国のトラックメーカー。日本語歌謡やシティポップを独自解釈で、ダンスミュージックにリミックスするタイプの人。最近だと、Winkのリミックス・ミニアルバムを出してます。
www.polystar.co.jp
spotifyで聴けるので聞いてください。おすすめは、下記アルバム。元ネタ英語曲多めですが、思わず足踏みしたくなる名盤。
Fantasy by Night Tempo on Spotify
曲単体は、これが一番スキ。ラ・ムーの「少年は天使を殺す」が元ネタです。
Night Tempo - C r y i n g - YouTube
この曲のアレンジがかっこいいのもあるんですけど、ラ・ムーはオリジナルもめちゃくちゃカッコいいので、いろいろ調べて聴いてみてください。
最新情報は、Twitterを。御本人が日本語で情報発信してます。
Night Tempo 夜韻 (@nighttempo) | Twitter
今回のM3は、やのあんな氏とのコラボCDの販売だったようです。やのあんな氏もブースに同席されていたのですが、緊張のあまりやのあんな氏に触れず、失礼なことをしたと思いました。CDは、お二人のサイン付きだったよ。
やのあんな - Wikipedia
クラウドファンディングの件
Kickstarterで支援募ってたプロジェクトの件についても聞いてみました。ぶっちゃけ、Tシャツのリターンは受け取れるのか…。
www.kickstarter.com
日本人より英語圏のサポーターが多いようでしたが、気になってる人もいたと思うので、一応気になってる誰かに届けって気持ちでここに書いておきます。Tシャツに関して進捗が発表されてませんが、準備は進めているようです。Night Tempo氏からも、「もう少しお待ちください」との言葉を受け取っております。楽しみですなぁ。
今後も楽しみなFuture Funk界隈
世界的な著名なEDM系のアーティストZeddのツアーにアメリカのYung Baeが前座を務めるなど、大舞台の出演も増えてきました。レトロブームの波に乗っかかって広く知れ渡って、ちゃんと売れてほしいっすな〜。
THANK YOU, SANTA BARBARA.
— Zedd (@Zedd) April 20, 2019
What a way to close out this tour. :)
Big thanks to the homies @yungestbae & @whethanmusic for joining me. ♥️ pic.twitter.com/nUXh8Lhrwl
過去にフューチャーファンクについて書いてる記事は、こちら
utsunomiya.hatenadiary.jp
utsunomiya.hatenadiary.jp
utsunomiya.hatenadiary.jp
2019年1月 聴いてよかった曲
昨年10月よりSpotifyに課金をはじめた。音楽を聴く環境が大きく変わった。
すごく聞き流すようになって、いい曲に出会っても覚えてられない。最近どんな音楽聴いてる?って聞かれても答えられないことが増えた。ちゃんと覚えて紹介できるようにしたいですね。
Swing at somewhere feat. コトリンゴ - C.O.S.A, KID FRESINO
open.spotify.com
いきなり2016年の曲で恐縮です。調べるまで、去年の曲だと思ってました。音楽は、いつだって新しい。
2分40秒あたりの"ムードは抜群、ドレスコードはフォーマル、ポマードでパリッと…"で、パリッと来ちゃって思わずメモリー。ずっとおしゃん。おしゃみが深い。
このキラキラしたクリスマスやホリデーシーズンにぴったりの楽曲の元ネタは、こちらのようです。
Todd Rundgren "Marlene"
Todd Rundgren "Marlene" - YouTube
コトリンゴの軽いボーカルと、MC2人の軽快なリリックが心地よい。食べ物で例えるなら、カリッと焼いたアツアツのトーストに、いちごジャムのせた感じ。バターナイフで、伸ばすときの表面を撫でるサクサク音が心地良い。そのあと、かじった時の重厚なサクッと音もたまらない。サクサク音が、コトリンゴで、かじった音が男たちの韻?
てきな?
TOKYO NITE - 竹内アンナ
open.spotify.com
イントロから、おしゃん。C.O.S.Aと同じ方向性のおしゃれ。シンセのコードがじゃ~んって入って、機械的なclap音のあとに、ムーディーなブラスがぷわぷわわ〜って = おしゃれ。サックスみたいなの入ると、大抵おしゃれ。
そのあとのボーカルもスムースでこなれ感。日本語詞に挟む英語詞の発音がきれいで、逆に不自然でそれが心地良い。
このアーティスト調べたら、SXSWに出演もしてるんですってね。すごいですね。20歳で、大学生で、京都で。はんなりされてらっしゃる歌い方のルーツは、京都ね。
LA生まれ、京都在住の現役大学生シンガー・ソング・ライター、竹内アンナ。8月メジャーデビュー!J-WAVE(81.3FM)「SONAR MUSIC」で話題の「alright」が本日から配信開始!|株式会社テイチクエンタテインメントのプレスリリース
ココナッツ - Yackle
open.spotify.com
イントロから掴まれて離さない。マコプリとバクバクドキン的なアプローチの曲は問答無用で愛したい。ジャケットもかわいい。
🌀 🌀 🌀 重大発表! 🌀 🌀 🌀
— Yackle (@Yackle_yyy) January 21, 2019
高校生活最後でこれまでの集大成となる、Yackle 1st フルアルバム『FRANK THROW』が3/20(水)にPerfect Musicから発売決定!
全曲にゲストアーティストが参加!
また、本日から収録曲を毎週1曲ずつ8週連続で先行配信リリース!!
📲https://t.co/71j1M3dllE pic.twitter.com/rQn6wSYGjV
調べたら、高校生だった。作った人、高校生。最近の子すごい。DTMキッズたちやばい。高校生で、ちゃんももと組めるのも普通に羨ましい。
Cookin' - lyrical school
lyrical school「Cookin' feat. Young Hastle」 - YouTube
リリカルスクールは、アルバム「SPOT」だけ手元にあるんだけど、そのときはどうにもアイドルラップ感が苦手で、たぶん今もアイドル感を大事にされているとは思うんだけど、当時は聴いていられず、ライムベリーを激推ししていた。その後、ライムベリーからHIMEがリリカルスクールに移籍、ライムベリーの新しいDJのおもち?は中野ロープウェイに現れるタイプのサブカルだった…!!ライムベリーの運命やいかに!
リリカルスクール、他の曲は聴いてないが、この曲はDOPEなトラップ感がぶっこみで最アンド高。この重みは、featのヤングハッスルの影響かと思って調べたが、ヤンハスは筋肉ラッパーでかっこよかった。筋肉は裏切らないと思った。
Young Hastle | Official Website
your face in the nightlight - AGM
open.spotify.com
仕事中は、だいたいlo-fi hiphop的なのを聴いてます。これが良かったし、ジャケットも素敵だった。ぜひ聴いてください。
PLASTIC WHATEVER - Desired
neoncityrecords.bandcamp.com
Future funk系の有名な人。昨年12月の新作。無料です。
地下のコンクリートで作られた閉鎖的なクラブで、大音量でこのアルバムを聴きながら、メチルアルコールみたいな悪質な酒を煽って酩酊して踊りたい。
来月もめげずに更新していきたい。