去年聴いた曲(履歴を残すなら、last.fmが便利だよ)
私的なことで恐縮です。
バタバタして、去年の音楽遍歴をまとめられずにいた。
軽くさらいます。
2月の終わりに今更やってるのは、下半期は新しい音楽も発掘できず、まとめるモチベシーションが下がっていたから。
いまもPunpeeの新譜を今更入手し、聴いている感じ。
- アーティスト: PUNPEE
- 出版社/メーカー: SUMMIT
- 発売日: 2017/10/04
- メディア: CD
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PSGか、水曜日のダウンタウンのBGMが好きなら、是非。
last.fmが良いよ
音楽履歴残すなら、last.fm(ラストエフエム)が良いと思う。
ちょっと古いWebサービスでUIも全然改良されない。
iphoneの記録に不完全対応で不満だった。
けど、最近みんなspotifyで聴くでしょ?
spotifyの履歴には対応するのよ。
詳しい設定の方法は、下記のリンク見てね。
Last.fm - Spotify
私はspotifyあんまり使わないし、PC本体で再生した曲をmacローカルのlast.fmアプリでアップしてる。
だから、記録してるのはほんの一部。
ただ振り返ると個人的な発見があったりして、音楽好きにはオススメ。
私の記録
今年は、future funkの年って思ったけど、意外にYogee New Wavesがランクイン。
夏の暑い時期にエアコンも掛けず、垂れ流していたと思い出す去年の夏。
そういうのが良いよね。振り返りは。
後半に行くと、かせきさいだぁとか、ザ・チェインスモーカーズとかいて、一体いつ聴いた?って感じだったりするけど、ランダムで垂れ流してたり、spotifyを介したりするとこういうおもしろさもある。
だれも興味ないと思うが、全ランキングは下記のリンク先のように表示されます。
www.last.fm
他のlast.fmのオススメポイント
類似アーティストの表示
各アーティストページに行くと、Similar Artistをタブがある。
Night Tempoなら、ミカヅキBIGWAVE、Desired、マクロスMACROSS 82-99、悲しい ANDROID、YUNG BAE等がしっかり出る。
アーティストは、かなりマイナーでもページがあったりするから、関連するアーティストや音楽を発掘するときに重宝する。
昔、アイドルのKotoと"イタロ・ディスコ"アーティストのKotoのページが重複しており、外国人ユーザーがコメントに暴言を書き込んでいたことが思い出。
※いま見たら、まだ分離できていないようで、アーティスト説明文に両方入れるカオスが生まれていた。
Koto music, videos, stats, and photos | Last.fm
こういった形で痒いところに手が届かない運営だが、アーティストの登録量や記録の手軽さでいえば1番のサービスと思ってる。
イベント情報
聴いてるアーティストのライブ情報が表示される。
邦楽ロックのアーティストは、ファンがしっかり情報を更新しているようだが、ネットレーベルやアイドルは情報が薄い。
ただ、マイナーアーティストのイベントが案外近所でやってることが発見できたり、ライブに行くきっかけも作ってくれて嬉しいね。
というわけで、今年も忙しさに負けず、しっかり音楽知見を広められたらいいなって思った。
そして、last.fmやってるようでしたら、フォローさせてください。
utsunomiya.hatenadiary.jp
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Vaporwaveというカルチャー、内包されるFuture funkというカテゴリ
セーラームーンは、authentic
ウツノミヤです。
フューチャーファンクに関する記事を書いたところ意見を頂戴しました。
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ありがとうございます。
いくつか反応をします。
ジャンル名で検索するのか問題
Future funkの流行について(Vaparwaveと比較しながら) - 東京モラルハザードb.hatena.ne.jpなるほど。Future Funk聞きたい人がわざわざGoogleでFuture Funkと検索するかなと思ったけどVaporwaveとそこまで差が開いているならやはり(比較的)流行っていないってことなのかな… 観測範囲では流行ってるように思うんだけどナ
2017/10/18 22:56
Future funkの流行について(Vaparwaveと比較しながら) - 東京モラルハザードb.hatena.ne.jpもっと流行ってる気がする……?検索されてないだけとかなんかな
2017/10/19 10:47
多数指摘がありました。
わざわざその単語(future funk)で、ググるか問題。
あくまで比較の指標だと思ってください。
例えば、Twitterの検索とかタグつきツイートの取得数とかで測ることは可能だと思います。
さらに、SNSのバズった記事とか拾ってくれば、もう少し踏み込んだ内容になったかもしれません。
しかし、海外で2年くらい前から出てきたばかりの言葉で、深掘りしても私見が間延びするだけです。
記事作成中にvaporwaveと大差が付いていたので、そのまま記事にした感じです。
①各ジャンルの代表アーティストを分類
②彼らのSNSでのユーザーフォロー数とかを合計して比較
とかすると、もっと発見あったかもです。
カテゴリが細分化しすぎ問題
Future funkの流行について(Vaparwaveと比較しながら) - 東京モラルハザードb.hatena.ne.jp東京でフューチャーパンクって呼んでるものの幾らかはロンドンではベイパーウェイブとみなされてる気がする。ので単純なボリューム比較は難しいとおもう
2017/10/19 08:18
Future funkの流行について(Vaparwaveと比較しながら) - 東京モラルハザードb.hatena.ne.jp
- [音楽]
逆になぜこんなに Vaporwave だけ息が長いのか知りたい。というか Witchhouse や Seapunk が Vaporwave に飲み込まれたのと同様に Future Funk も飲み込まれつつある気が
2017/10/19 14:58
この界隈もジャンルを表す言葉が多いと思います。
(メタルに比べれば、少ないでしょうけど)
future funkの派生元は、Vaporwaveだと言われています。
しかし、Justice(ジャスティス)やdaft punk(ダフト・パンク)らFrench houseの影響も大きいでしょう。
参照:マクロスMACROSS 82-99のインタビュー
https://spincoaster.com/interview-macross-82-99
※French houseですら、ヌーディスコとか国によって呼び方違う
マクロスのインタビューのように、複数のジャンルに影響を受けて、結果的にfuture funkとカテゴライズされれば、それはfuture funkでしょう。
有名な音楽誌がシティポップだと言えば、そうでしょう。
moe shopやミカヅキBIG WAVEは、Kawaii bassかと言われたら、イエスと答えます。
私は音楽の専門家ではないので、聞き分けてジャンル分けできません。
雰囲気だけで感じてます。
一方、アートワークで言えば、seapunkとか既にVaporwaveの雰囲気あります。
【特集】エイフェックスやtomad、ガガ様まで虜にする、SNSが生み出した新ジャンル「#シーパンク」とは何なのか? #Seapunk | Qetic
Hypnagogic pop, Lo-fi, chillwaveなどwindows95の草原やイルカ、フィジカルなカセットテープ、繁華街のネオンサインなど、80年代90年代のモチーフが散見されます。
並行して、VHSビデオのようなglitch(グリッチ)アートなど、ノスタルジーあふれるヴィジュアルもネット界隈で見られるようになりました。
tumblrでよく見られた記憶です。
私にとっては、音楽体験より先に視覚情報としてVaporwave的原体験があります。
カオスラウンジです。
2010年でしょうか。
アニメとインターネットが融合して2ちゃんねるを核としたインターネットカルチャーって感じで。
私の中では、Vaporwave的なものの原風景かもしれません。
(当時はglitchと捉えていました)
最終的な結論しては、下記のツイートが表していると思います。
※この人Vaporwaveの解説本とかしてるみたい。畏れ多い。
vaporwaveはファッションやらアート的やらな視覚的な分野にも波及して話題になりやすそうだけど、future funkはそういった要素を全てvaporに持っていかれて音楽の領域を脱してない気がする。そこが流行っている/流行っていないの分水嶺になっているのでは。 https://t.co/HVjykdTCcZ
— 捨てアカウント (@sute__aca) 2017年10月19日
これらの視覚的なトレンドをまとめ上げてしまったのがVaporwaveだから、Vaporwaveすごいし、future funkは言葉としては伸びていかないということです。
ここ重要ですが、言葉や枠組みとして伸びないのであって、音楽としては伸びていくと思います。
2010年代のなんかファンクっぽいアンニュイっぽい紫でモヤモヤしたやつ全部まとめて、Vaporwave。
これでいいでしょう。
その中で、比較的に踊れるやつをfuture funk。
そんな感じで、類似のジャンルがVaporwaveというベン図の外郭の中にまとまっていくのではないでしょうか。
Future funkの流行について(Vaparwaveと比較しながら) - 東京モラルハザードb.hatena.ne.jp
- [music]
お前が流行らすんだよ!
2017/10/19 08:31
ありがとうございます。
これからも私の中でホットな限り紹介しようと思います。
そもそもなぜ調べた?
DJするからです。
DJって自分の好きな曲流したいけど、フロアに受けるものを流します。
出演者が集まったときにフューチャーファンク流したけど、受けが微妙でした。
良さ感じない人って、音が古いとか、ダサいとか思っているのではないかと感じました。
そこで、実際のトレンドを見て、世の中の受け入れ姿勢を判定した感じです。
結論は見えていて、サブカルチャーなんで一定層にしか受けないことは自明です。
クラブカルチャーの範疇では、イベント開催数的にはザ・EDMがピラミッドの頂点で、サブストリームとしてアニソン群とブレイクコア群が存在していると思ってます。
取り急ぎ、10月28日(土)に東京でDJします。
私は40分間future funkのみ流しますので、興味あれば早稲田茶箱に足を運んでください。
出番は最後から2番目になります。
それまではサンバやhiphop, dubstepなど各々が自由に各々の好きな音楽を流すと思います。
最後は宣伝臭くなりました。
ハロウィンと被ることもあり、お客が少ないので遊びきてください。
VS 永遠に終わらんわ | 音楽喫茶 茶箱 sabaco music&cafe
\大音量でフューチャーファンクが聴けるぞ/
www.youtube.com
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Future funkの流行について(Vaporwaveと比較しながら)
ウツノミヤです。
最近は、future funk(フューチャーファンク)ばかり聴いています。
現代のディスコって感じでいいですよね。
明るいダンスチューンが多く、単純にテンションが上がります。
ザ・EDMみたいに爆上がりはしないですけど、それくらいが良い年頃。
今年入って、アイドルの曲が自分の中で下火になってきて、すごいネット界隈の音楽がアツいわけです。
流行ってんの?future funk
フューチャーファンクとかVaporwave(ベイパーウェイブ)ってどれくらい流行ってるんですかね。
私の中では来てるけど、それは世の中ごとではないかも。
ちょっと調べてみました。
周りにある事実
ココ最近、この界隈を追っているので、自分の知ってる事実を並べます。
日本のネットレーベルであるピンクネオン東京が初のレイヴを開催。
ピンクネオン東京 | Free Listening on SoundCloud
🌙ピンクネオン東京初のパーティー🌙
— ミカヅキBIGWAVE (@mikazukiBIGWAVE) 2017年7月2日
「プレイ」 #プレイ0722
場所: 音楽喫茶「茶箱」
日時: 7/22(土) 15時〜21時
※当日はグッズの物販もあります pic.twitter.com/jtIfI2upFn
韓国ではnight tempoなどが定期的にイベント出演したり、現在はツアーに出ています。
韓国のowl festivalに参加したナイトテンポ氏
現在、セイラーチームでツアー中
Hello Friends!!
— NightTempo 🌙 (@nighttempo) 2017年8月3日
Sailor Team going to asia tour!
here is dates and places!!
see you soon my magical girls and boys!! 💖🎀🌙✨ #futurefunk #4ever pic.twitter.com/K4TlddMI9U
東京公演はすでに終えています。
参加した知り合い曰く、半分くらい欧米系の外国人だったと。
六本木という開催地が影響した可能性はありますが、日本人以上に海外で盛り上がっているカルチャーなのかなって感じはしますね。
海外では、Future Funkの雄、Skyler Spenceスカイラースペンス(旧: Saint pepsiセイントペプシ)が2015年にデビューし、フィジカルアルバムを出しました。
https://www.facebook.com/drinkyoung/
ネットからリアルに飛び出し、アメリカ全土を回るツアーを開催中です。
ペプシ時代も含め、彼の音楽を最高です。
※これは無料
keatscollective.bandcamp.com
毎日、1曲新しく曲を配信するYouTubeチャネル「Artzie Music」は登録者21.2万人(2017/09/30時点)です。
www.youtube.com
再生回数をもっとも稼いだ動画(曲)に至っては、440万再生を記録しています。
www.youtube.com
これだけの事象が集まっていると、なんとなく盛り上がっている気はしてきました。
数値で見てみる
さて、実際に数値で見ていきましょう。
Google Trendsで見てみました。
なんか、昔のほうが盛り上がってますね。国もアメリカだけでした。
さて、Futureとfunkの間に半角開けたほうではどうでしょうか?
2015年にちょっと盛り上がったところですね。
そこから多少ボリュームが上がっていますが、あまり盛り上がりを感じません。
しかも、国で見るとなぜかアフリカ。関係ない単語でアフリカが引っかかっているかもしれないので、都市別でもみます。
はい
アメリカ中心というか、スカイラースペンスがツアーで周りそうな都市ばかりですね。
ちなみに、アフリカは2005年にすごいボリュームきてます。そういう曲でも売れたのでしょうか?
ちなみに、日本では?
こんな感じです。2015年12月から右肩上がりになってきていますね。
比較をわかりやすくする上で、今年3月頃にPerfumeのおかけでボリュームが伸びたfuture bassを比較に出します。
こうしてみると、まだまだフューチャーファンクがメジャーでないことがわかりますね。
Vaporwaveはどうなの?
フューチャーファンクの派生元とされるVaporwave(ヴェイパーウェーブ)はどうなのでしょうか?
なんと驚きの差が。
2014年に急激に上がってから、ものすごい勢いで伸びてます。
国は、アメリカ、オーストラリラがメインのようですね。
キーワード人気は、aesthetic
aestheticってなにって話なんだけど、こういうことです。
aesthetic - Google 検索
本来、英語でただ「美的」って意味なのに、もはや別の意味もつほどに音楽ではなく、アートとしてのシンボルも持つようになりました。
Vaporwaveは、音楽としてだけでなく、アートワークやカルチャーにまで成長しています。
ボリュームの成長は、それを象徴した結果でしょう。
個人的にVaporwaveって、1990年代のグランジ音楽みたいに鬱屈とした社会に対してのアンチ音楽感があって、全体的に暗くて踊れないので、そんなに聴かないです。
つまり、詳細に語れるほど、詳しくないです。
話を戻します。
Vaporwaveすら、日本では聞かないですよね。それか私の交友関係が狭いか。
はい。
日本でも、噂になってますね。フューチャーファンクよりは。
地方でいうと、東京と大阪メインですね。
若者のコアカルチャーという感じでしょうか。
一応、実数で見ます。
世界
圧倒的だね、Vaporwave
日本
悲しいね、future funk
はい。以上です。
結論:「そんな流行ってない」
私の中では盛り上がっているとはいえ、実際はまだまだでした。
1,000以下のボリュームって、日本全国で月間に1,000しかGoogleに打ち込まれてないってことです。