東京モラルハザード

お腹がゆるいので、うんこを漏らさないことを目標に生きています。音楽を中心にカルチャー寄りの話題を書きます。

MORALITY IS DEAD

ぽち袋を作ったので、テンプレを配布します

今年は寒いし、寒いからか年末に祖母が亡くなった。
南無。

面白い年賀状を作っても喪中では使えない。増えた親戚たちを喜ばすためにポチ袋を作った。故人を偲ぶので、思い切って故人の写真を貼りつけた。


オモテには、故人の若い頃の写真。


裏は総柄で、ご年配にも親しみやすい配色に。

せっかくなので、作成したぽち袋の骨組み(テンプレート)も配布する。
来年とか使ってください。
イラレ(Illustrator CC)で作りました。
意外と探しても見つからないし、いちいち作るの面倒よね。

f:id:shunutsu2-2-24:20190104102336p:plain
このようにとてもシンプル。

pochi_template.ai - Google ドライブ

ご活用ください。

うんこを極限まで我慢するとどうなるのか

https://media.timeout.com/images/102796020/630/472/image.jpg

うんこを我慢したことがあるか。トイレが近くになく、極限まで我慢したことがあるか。また、トイレがあるのに、満室になっていて、堪えきれなくなったことはあるか。
そして、漏らしたことがあるか。

私は上京していよいよ10年経つ。10年は長いもので、その間幾度となく、便意の山を乗り越えてきた。漏らしたのは、3回だけ。すべて上京して5年以内だ。一度は、東京ではなく、フランスのパリで漏らした。親しい友人の間では、パリうんこ事件として知られている。いまも鉄板だ。

さて、うんこを極限まで我慢したことがある人ならわかると思うが、うんこは漏れる。その過程を説明していきたい。敢えて。なぜなら、最近漏らしていないからだ。年月を重ねた平和ボケが再び戦争の引き金を引くように、漏れに対するリスク意識が弱まっている時、人は漏らす。
最近、朝早くから外出する機会があり、久々に冷や汗をかいた。なので、私が経験から学んだものをいまこの時、反芻し、改めて漏れ便リスクへの意識を高めていきたいと思う。

うんこを漏らす環境

圧倒的に多いのが、朝の電車だ。これが圧倒的に多い。朝弱い人は共感してくれるのではないだろうか。うんこは、朝、電車で、漏れる。
冷房が効きすぎた満員電車だ。朝起きてから電車に乗るまで、ずっと影を潜めてきた便意が急に顔を出す。電車に乗るまでにかいた汗が車内で冷え、体を冷やす。そして、朝食べたもの、もしくは昨夜食べた何が急激に外に飛び出そうとする。また、人の多い電車で正しいポジションを確保できないと、立ち位置が不安定で変な筋肉を使う。私は男性なので、痴漢リスクもあり、つり革をつかめなかった場合でも、他人の股間やお尻に手を触れない部分まで腕を持ち上げる。普段は、前に抱えたリュックを腕で抱え込んだり、スマホを見る形で腕を上げる。いろんなところに神経を集中させた挙げ句、なぜか腸に負担がかかる。
どうして腸に。
駅まで歩くという運動が便意を誘うのかもしれない。

とにかく、こうして強烈な便意に襲われる。

第一段階 お腹が痛い

まず、お腹が痛い。下腹部がじりじりと痛む。この時点で、何がなんでも次の駅で降りなくてはいけない。例え、大事な予定があっても、彼女を待たせていても。便意常習犯は、みなこれをわきまえており、予定の時間より20分くらい早く着くように動くものだ。早めに動いていないなら、明らかに漏らし勢としては意識が低い。
また、便意と腹痛が攻めてきたときに、急行電車等で下車までの時間が長い場合は考えものだ。特に朝は急行電車が遅延や間隔調整で止まりがち。こういうときが一番不安になる。

第二段階 汗

お腹が痛いし、便意がきている。体は自然に下腹部に全神経を集中させる。すると、不思議と汗をかく。これは脂汗である。じとっとした汗が出るのだ。全身から。顔色も悪くなる。私は真っ白になる。
この汗が厄介で服に染み込み、身にまとう布が車内の空調で冷える。体が冷えると、便意が高まる。便意が高まると、更に汗が増える。ここから悪循環に陥る。

ここで、じっと車窓を眺めながら、別のことも同時並行で考えたりする。汗を出す脳の司令塔と、便意を我慢する脳の部分を切り離すのだ。少しでも切り離して、この負のスパイラルを抜け出そうとする。

うまく行けば、便意を一時的に封じ込めることができる。調子が良い時は、このまま第二波、第三波まで耐えることができる。しかしだ。車内で波に耐えてはいけない。なぜか。下車した駅のトイレが混んでいる可能性があるからだ。私は3波以上は、耐えられないことを経験上知っている。逆に、よほどの軟便で無い限り、3波までは引っ込めることができる。だから、残機は必ずトイレの眼の前まで残して置く必要があるのだ。核心はいつもゴールの手前で待ち構えている。ロックマンでもボスまで残機とイータンクは消費しちゃいけない。

第三段階 震え

さて、たいていの場合、波の押し寄せる前に最寄りのトイレに駆け込み、トイレの個室が開くのを待ちながら、近くのコンビニなどを調べ、トイレが一向に空かない場合に備え、施策を練る。そして、どうにかくぐり抜けてきた。

しかし、崩壊の予兆を感じながら、下車しない場合、もしくは下車できなかった場合はどうなるのか。ここから実際に社会的な死と向き合いながら、最大の山場を迎えることになる。

まず、第三波あたりからは、実際に肛門付近まで迫ってきたソレを肛門を力ませながら、押し戻す動作が加わる。この押し問答は、多いときには10回以上繰り返され、肛門への肉体的負荷と緊張による精神的負荷を与える。どういうわけか、この時点で全身の血液は腸に集まっており、四肢の末端は人形のように冷たい。感覚も鈍くなり、下腹部と肛門だけが身体である錯覚すら起こる。
力んだときに使われた太ももの筋肉は緊張から貧乏ゆすりのように震えだす。痙攣なのかもしれない。それは、ふくらはぎまで伝播する。とにかく、辛い。
このあたり、もう息も上がっている。まわりには察せられないようにしているが、気づく人はもう気づくと思う。人が顔を真っ白にしながら、大汗をかき、足をわなわなさせているからだ。
ここらでおもしろいのが、目を瞑ってはいけないということだ。これは数多の経験から言えることだが、視界を遮ると便意が勝つのだ。本来、感覚を一つ遮断することで、他がより鋭敏になり、理論的には便意を抑える力が高まる感じがする。しかし、違うのだ。目はカッぴらいていないといけない。むしろ、最期が迫るに連れて、目が開く。もちろん、視覚情報は入ってくるのだが、それは何も処理されない。ひたすら、風景が入ってくるだけなのだ。それでも、目は開けてたほうが良い。これは経験だ。

最後、強烈な腸の押し出しを耐えると、急に意識が遠のく。そして、目が開いてるのに、視界が白くなるのだ。これを昇天というのかもしれない。視界が白くなるときには、全身の力も抜ける。このとき、社会的死と便意が天秤に乗ったイメージだけが意識下にぼんやりと現れる。死人の夢に現れる三途の川のように。ここで、社会的な死が勝てば、川渡らずに済む。2回ほど勝ったことがある。1回負けた。

勝つと、同じ状態が5分以内に来る。とにかく、下車して逃げ切るのだ。というか、この状態にはなってはならないのだ。絶対に。そのためにも、早めに家を出て、途中下車できる余裕を作ることが大事なのだ。ストッパとかあんまり効いたことないし。朝すでにマズイと思ったときには、正露丸を服用しておくことにしている。

以上である。




動物は経験から学習し、過ちを繰り返さないようにできている。人間は更に言語を使うことで、経験から学んだ知恵を他者に共有できるようになった。
私はこの教訓をブログに残したいと思った。

結論
・昇天する

対策
・トイレの時間も見積もって行動する
・やばいときは、正露丸を事前に飲んでおく




普段は音楽の記事とか書いてます。
utsunomiya.hatenadiary.jp
utsunomiya.hatenadiary.jp

producteev死亡。個人や小規模チーム向けの無料タスクマネジメントツールを4つ紹介する

https://img.purch.com/w/1000/aHR0cHM6Ly93d3cuYnVzaW5lc3MuY29tL2ltYWdlcy9yZXYvcHJvZC9jZS82Njg4MC1wcm9kdWN0ZWV2LWJveC5qcGc=

愛用していたタスクマネジメントツールが死んだ

普段、音楽の記事しか書かないけど、とても悲しいことがあったので、それと立ち向かった記録をログっておくことにした。

無料でフル機能が使用できるタスクマネージメント、タスクコラボレーションツールの「producteev」が死んだ。
www.producteev.com

3日前から調子が悪いと思っていた。タスクを打ち込んでも、完了しても、何かアクションを起こすと画面上部に赤いバーが出る。ちょっと風邪引いただけかなって思ったけど、なかなか治らないから、サイトのお知らせやニュースを見た。何もない。不思議に思ってTwitterで検索したところ、コミュニティでひっそり終了報告をしてやがった。
community.jivesoftware.com

サイトで報告しろ!ブログもTwitterFacebookも2016年で更新止めやがって!でも、無料だから、仕方ない!!

ツール探しの旅がはじまった。

タスク管理ツールに求める機能

私がタスク管理ツールに求めるのは、以下の機能や要件
(ココらへんの機能は、producteevには全部あった。)

  • プロジェクト別にタスクがリスト化される
  • 個人に振られているタスクをプロジェクト横断で一覧で見られる
  • 期限が振れる、カレンダービューで期限が見られる
  • タスク内にサブタスクが振れる
  • ラベルがつけられる、ソートが楽
  • タスク別に進捗やコメントが記入できる
  • スマホアプリ(正直無くても良い)
  • 無料(個人の使用をベースに考えているため)
  • 重くない

ちなみに、個人的なタスク管理の変遷は以下の通り。

todoist

Todoist: あなたの生活を体系化するタスク管理アプリ
有料会員として使用(確か1,000円/月)。個人で使用する分にはシンプルで機能は充実していた。使って半年くらいで、ライターやベンダーとチームで作業することが増えて、複数名で作業フローが見えるタスク管理ツールに切り替えたくて、kanban?形式のサービスを検討し始めた。

jooto

タスク・プロジェクト管理ツールJooto(ジョートー)
Trelloにしたかったが、当時日本語化されておらずチームで英語サービスに対する反発が強く、jootoへ。
ここでも有料使用。1,000円/月だったかな。
ガントが表示されるのが魅力だったが、如何せん表示が重かった。いまは改善されてるかもしれない。
1年ほど使って関わるプロジェクトが増えまくり、kanban形式だと全てのタスクが負えなくなってきていた。プロジェクト別にしかタスクが表示されず、自分が関わっている全タスクが一覧で出ないことは問題だった。しかも、開発は全てBacklogに移り、タスクフローを追うライター管理業務も大きく減少した。
ここで、一瞬Trelloを試したりしたが、単純なリストとカレンダービューが欲しくて新しいサービスを探すことにした。

producteev

producteevにたどり着く
個人のタスク管理に重点をおきつつ、コラボレーションもできるサービスを探した結果、producteevを見つけた。24時間カスタマーサポート以外の全機能無料、Jiveの製品ということもあり、すぐに飛びついた。UIは良いし、軽いし、メンバーごとの一覧のタスクも見られるし、 カレンダービューとリストビューも使いやすいし、シンプルでよかった。新しい組織も無料でたくさん作れるのがまた良い。
悪い点を挙げるとすれば、表面的なデザインがちょっとダサいのと、スマホアプリが使いづらいところ。満足度は高かった、ほんとに。



そんな遍歴から下記に紹介するツールは、個人で使えることを重視しつつ、5人くらまでのチームであれば無料で使えることを前提にまとめた


いまってすごく多いの、無料のタスク/プロジェクト管理ツール

www.getapp.com
上のリンク見ればいっぱいあるんで、オススメが気に入らなかったら好きなもの探してください。フリーミアムって書いてあるけど、実際トライアル無料ってのも結構ある。
お金に余裕があったら、WrikeかBasecampを使いたい。

無料で使えるおすすめ4選

1. asana

asana.com
ここは有名どころだから、正直調べれば色んなレビューやらが出来きます。とても良いです。強いて挙げるなら、無料だとListビューでのタグ別(CustomField)ソートができない点。
カレンダービューもあるし、それをGoogle Calendarに連携することもできる。有料にすると進捗率のレポートとか、プロジェクトのガントチャートも見られる。しかも、デザインがカッコイイ。
UIだけでいうと、紹介する中で1番綺麗だと思う。

  • プロジェクト別にタスクがリスト化される

 →できる

  • 個人に振られているタスクをプロジェクト横断で一覧で見られる

 →できる

  • 期限が振れる、カレンダービューで期限が見られる

 →できる

  • タスク内にサブタスクが振れる

 →できる

  • ラベルがつけられる、ソートが楽

 →有料のみ

  • タスク別に進捗やコメントが記入できる

 →できる

  • スマホアプリ(正直無くても良い)

 →あるし、きれいだし、軽いし使いやすい

  • 無料(個人の使用をベースに考えているため)

 →無料枠の機能制限が惜しい

  • 重くない

 →軽い、早い

2. paymo

www.paymoapp.com
日本には割り勘サービスがあったなあ。
このサービス、日本語でproducteev悲しいって呟いたらリプしてきた。SNS戦略が強い。

どちらかというと、個人使用に特化している印象。特徴的なのは、請求管理までできること。ラベルがないことが1番引っかかって終了。慣れれば全然いけちゃうと思うけど、無料枠は1ユーザーまでってもネックになった。
あと、後述のサービスにも付属する機能だけど、タスク別の時間計測ができる。ちなみに、私は管理ツールとは別でtogglを使ってる。
toggl.com

  • プロジェクト別にタスクがリスト化される

 →できる

  • 個人に振られているタスクをプロジェクト横断で一覧で見られる

 →できる

  • 期限が振れる、カレンダービューで期限が見られる

 →できる

  • タスク内にサブタスクが振れる

 →できないけど、そのかわりAsanaにもある、section機能とかで対応できるとは思う。

  • ラベルがつけられる、ソートが楽

 →有料でいけるのかな?

  • タスク別に進捗やコメントが記入できる

 →できる

  • スマホアプリ(正直無くても良い)

 →ある。試してない。

  • 無料(個人の使用をベースに考えているため)

 →ユーザー数以外は満足

  • 重くない

 →軽い、早い

3. Zenkit

zenkit.com
デザインがめちゃ好み。すごいテンション上がる。
無料枠は5ユーザーまで。
タスク管理だけじゃなくて、マインドマップの作成もできるのが面白い。一瞬ラベル管理はできないのかと思ったら、CustomFieldで自由に設定できる。拡張性が高く自分の好みに作り変えられる。
一方で、拡張性が高い分の整えるが面倒だが、プロジェクト内容に合わせてテンプレートが用意されているので、それを使えばいいと思う。

ネックになったが、プロジェクト横断の全タスク一覧にソートが無い点だ。ここでソートができないと、複数プロジェクトから優先すべきタスクが見えなかったりする。惜しいし、多分近い内に実装される気がする。

デザインを含め異質だが、結構有りなんじゃないかって思ってる。

  • プロジェクト別にタスクがリスト化される

 →できる

  • 個人に振られているタスクをプロジェクト横断で一覧で見られる

 →できるけど、ソートができない

  • 期限が振れる、カレンダービューで期限が見られる

 →できる。拡張性も高い。

  • タスク内にサブタスクが振れる

 →できる。

  • ラベルがつけられる、ソートが楽

 →個人のタスク一覧ページで何故かできない。

  • タスク別に進捗やコメントが記入できる

 →できる

  • スマホアプリ(正直無くても良い)

 →ある。きれい、早い。

  • 無料(個人の使用をベースに考えているため)

 →Forever。各プロジェクトで2,000itemまで。ストレージは1G。

  • 重くない

 →軽い、早い、デザインとUIが少々独特。

4. clickup

clickup.com

1番オススメ。
無料でほぼすべての機能が使用できる。Google Calendarなどの外部サービスとの連携もしやすいし、togglかharvestと組み合わせてタイムトラッキングもできる。
producteev終了を嘆くユーザーにもSNSで積極的にアプローチしている。

ネックは、2つ。1つ。
まずは重い。
いまユーザーが急激に増えているからなのかもしれないけど、producteevより重い。ってか、他の比較サービスがサクサクだから余計に重く感じる。
特に目立つのがタスク詳細の表示。まず、サイドバーではなく、ポップアップで表示される上に、もたつく。動作はGIFにしたから、見てください。

via GIPHY

きっとタスク詳細のエディターがリッチ過ぎて遅いのかな。

次に、タスク一覧に期限が表示されない。
期限日でソートできるのに、一覧で表示されない。カレンダーでも見れるし、ソートもできるので、このツールの哲学なのかもしれない。
設定をイジると期限もラベルも有効になった。

それ以外は不満がない。

  • プロジェクト別にタスクがリスト化される

 →できる。

  • 個人に振られているタスクをプロジェクト横断で一覧で見られる

 →できる。

  • 期限が振れる、カレンダービューで期限が見られる

 →できる。

  • タスク内にサブタスクが振れる

 →できる。

  • ラベルがつけられる、ソートが楽

 →できる。

  • タスク別に進捗やコメントが記入できる

 →できる

  • スマホアプリ(正直無くても良い)

 →ある。PCブラウザ版と違って、快適。

  • 無料(個人の使用をベースに考えているため)

 →ほぼ全て無料。

  • 重くない

 →重い。あとは、UIがちょっとごちゃごちゃしすぎ。


まとめ

producteevから移行するなら、clickupがオススメだと思う。
でも、金払えるなら払ってasanaあたり使うのが1番良いと思う。

結論:お金を払おう

MORALITY IS DEAD