東京モラルハザード

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MORALITY IS DEAD

一眼でクライミングコンペの動画撮影をする時の5つの注意点

ライミングコンペを撮影する時は、注意することがいっぱい

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先日、機会があって、室内ジムで行われたクライミングコンペの撮影をしてきました。コンペの準備含め、競技時間入れると撮影素材は、計4時間強。その後、コンペの2時間後に開かれるパーティーで編集した5分の映像を流すというもの。久々に緊張感溢れる現場でした。動画撮影自体も半年振り。
ちなみに、機材はCanon EOS70D。レンズはEF-S18-135 IS STM1本。音声は、ソニーの安い指向性マイクをヘッドにつけただけ。

こんな内容ほとんど需要ないと思うけど、年間1人くらい検索で来るかも。

注意すること5点

カメラ近すぎは、カメラマン以上に競技者に悪影響

今回一番気になったこと。
当日、某テレビ局の人が来ていたのですが、とにかく競技者に近い。近すぎて、競技者が落下してきた接触するレベル。良い画を撮りたい気持ちはよく分かるが、あれでは競技者が自分が落ちた時にカメラマンを傷つけてしまわないか、ハラハラして登りに集中できない。クライミングやってる人ならわかると思うけど、極力壁からは離れましょう。

ジムは暗い

ジムでクライミングしてる人はわかると思うけど、ジムって暗い。撮影できるほど明るいところって無いと思う。採光で明るくしてるジムも多くて、当日雨だったりすると、室内もどんよりみたいな。それにどっかぶりの壁の下にクライマーが入っちゃうと、まるで撮れない。ライトほしいくらい。明るいレンズで撮るか。もう簡易の照明を用意して、ヘッドに付けるか。
もう感度上げすぎて、映像ざらざらになっちゃった…。今回、一番の反省点。

一脚や高いアングルで撮影するアイテムは、必須

特に機材ないと、被写体を下からや横から撮るアングルに偏りがち。上に向かって進むことが多いので、競技者の視線を捉える上でも、上からの撮影するほうがいい画が撮れそう。GoProを棒の先に付けて撮るだけで、全然違ったと思う。
くれぐれも、伸ばした棒の先から機材が落下してクライマーを怪我させないよう。

音声は取れない

これはどんな現場でも言えることだけど、簡易指向性マイクでは全然ダメだった。
壁をオブザベする(課題のルートを考える)競技者だけでも、結構話し声が大きい。競技者に超近接でもしないと、呼吸が録れない。ジムの場合は、空間が広く声が反響しやすいことも考慮に入れたほうがよい。だから、音声が必要であれば、絶対アーム有りのガンマイク。こうなってくると、1人では撮影こなせないので、諦めて声援で盛り上がる時以外は、編集時はBGMでカバー。

一番有名なノースフェイスカップの動画もBGMでカバーしてる理由がよくわかった。正直はっきり発声がひろえるのは、「ガンバ!」の掛け声くらい。

広角レンズあったほうがいい

コンペの競技説明とか、参加者全体が集合する場面とか、広角で取れたほうがいい。もちろん、動きがあるスポーツは、広角取り入れると今風になる。上に挙げたNORTH FACEカップの映像も、広角多用してるし。

まとめ

以上になります。
あと、常識の範囲内だけど、SDカードもうちょい持っていけばよかったなって感じ。途中、データ入りきらなくなって、iphoneで撮影しちゃった…。

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