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東京モラルハザード

お腹がゆるいので、うんこを漏らさないことを目標に生きています。音楽を中心にカルチャー寄りの話題を書きます。

MORALITY IS DEAD

後藤まりこは、きっとZAZEN BOYSが好き

音楽

ちょっと気づいたこと

毎日、後藤まりこ新しいアルバムばかり聴いてます。ウツノミヤです。

m@u

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6曲目「浮かれちゃって、困っちゃって、やんややんややん」の歌詞にZAZEN BOYSの曲「KIMOCHI」の一節が出てくる

ふと聴いてて、気付きました。歌詞が聞き取りずらいんですが、

本能寺で待ち合わせて お茶しましょ

の一節のみがよく聴き取れて、なんとなく「本能寺で待つ」と聞くと、ZAZEN BOYSの「Honnoji」を連想させるわけです。

それでなんとなく繰り返しアルバムを聴いている時も、上記の歌詞に行き着くとふと向井秀徳の影が頭に浮かびました。

一昨日ですが、なにげなく聴いていると、上記の歌詞の直前に

キサマに伝えたい、おれのこの気持ち

という歌詞が聞き取れるではありませんか。これは、紛れも無くZAZEN BOYSの「KIMOCHI」の歌詞です。

追って、歌詞カードを確認してみるとここの詞のみ、全部カタカナで

キサマニツタエタイコノキモチ

と強調されて記されていました。この歌詞のあとに続く、「本能寺」の流れは、明らかにZAZEN BOYSを意識した流れだと言えます。
そこで、この曲の中に他にもZAZENを感じるような箇所があるのではないかと思い、歌詞を何度か読み返すものの、何も見つけることができませんでした。ただ「趣味のバイトも首になったし」と聞こえていた部分が、実は「週二のバイト」であったというのがわかったぐらいでした。
改めて、これは女々しいサブカル男子のなよなよ恋愛物語の歌なんだと感じました。だって、サブカル男子って、みんな向井秀徳好きそうだし…。向井の歌詞を借りて、恋心を打ち明けたいなんて思うんでしょう。

しかし、読み返して改めて思ったのですが、この曲の一人称は「男」なのか「女」なのかわからないということです。もともと流しながら聴いていた時は

ちょっとまって、ぽちくんは考える

という繰り返しのフレーズから、「くん」付けをされてるし、「ぼち」とか可愛く呼ばれている時点でなんとなく女っ気のないかわいらしい男かなって思うわけです。

いや、この記事を書きながら、歌詞を読んでいるとやっぱり、一人称は男でいいのだという感じがしてきました。そもそも「お茶しましょ」は、一般的には男から言う言葉だと考えられます。あ、でもやっぱりそうでもないですね。そのあとの

まさに運命なんです 小指には赤い糸

これは一般的に女性的な言葉だと言えます。
またその後、好意の対象を「あなた様」と呼んでいます。これも、比較的女性的だと言えます。また、「様」をつけるあたり、心理的に上下の関係にあるといえるでしょう。すると、「ぽちくん」というは、リアルな意味で「犬」ということなのでしょうか。一人称の女性は、心を完全に相手に許しているということでしょうか。

後藤まりこは、大の猫好きとして知られています。自宅には数匹の猫がおり、毎晩のように飼い猫の写真を上げています。それを知った上で「ぽちくん」という犬の表現を用いた歌詞を書くと、なにか深読みをしたくて仕方がありません。ちなみに、ミドリ時代にも「犬、走る」という犬がタイトルに入る曲があります。ただ、この曲においては、犬らしい表現は出てきません。しかし、後藤まりこの曲の中に、猫が登場する曲は一曲もありません。そういう意味でも、彼女の中で「犬」が何か特別なものや人を象徴しているのではないかと考えてしまいます。根拠はなにもないですが、「ぽちくん」は後藤まりこ自身を表しているのかもって思わずにはいられません。なにせ、歌詞に出てくる「西宮北口」は兵庫ですからね。

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だんだんとこの曲について考察する意味が自分自身でわからなくなってきました。
一言言えるのは、「キモチ」と歌う際、しっかりと「チ」の部分を「ティ」と遊ばせていることに非常に好感が持てるということです向井秀徳がライブで「KIMOCHI」を歌う際に、「チ」の部分を「ピ」や「ティ」と発語して観客を笑わせるのは、ファンならば誰もが知ってる定番のパフォーマンスです。それをしっかり再現していることに大変好感が持てますし、後藤まりこもやっぱり向井が好きなんだなってことが伝わってきます。

ZAZEN BOYS

ZAZEN BOYS

ZAZEN BOYS4

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