東京モラルハザード

お腹がゆるいので、うんこを漏らさないことを目標に生きています。音楽を中心にカルチャー寄りの話題を書きます。

MORALITY IS DEAD

アイドル多めの#ベストアルバム2016

2016年もあっという間に終わっちゃったね!

ハマるとその曲ばかりを1ヶ月聞き続けるタイプです。
こちらが今年のランキング。

1位  BABYMETAL  『METAL RESISTANCE』
2位  BPM15Q   『BPM15Q ALL SONGS』
3位  星野源     『恋』
4位  私立恵比寿中学 『穴空』
5位  でんぱ組.inc   『GOGO DEMPA』
6位  Shiggy Jr.    『ALL ABOUT POP』
7位  NakamuraEmi  『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST』
8位  あっこゴリラ  『TOKYO BANANA』
9位  妄想キャリブレーション 『妄想インビテーション』
10位 藤原さくら   『good morning』

今年発売されたもので制限されると難しいですね。
悩みました。
いまは、AmazonPrimeMusicもあるし、古い曲にアクセスする事が多い。
あとは、ネットレーベルの曲を聞くので、今年聞いた曲の半分くらいはネットレーベルの楽曲だったりします。

さて、簡単に各アルバムについて紹介していきます。


1位 BABYMETAL『METAL RESISTANCE』

METAL RESISTANCE(通常盤)

METAL RESISTANCE(通常盤)

間違いなく、今年1位。
聞いた回数が半端ない。
私は、SU-metalがボーカルに入ってない曲が好きだったりする。

GJ!(1番好きな曲だよ!)
https://www.google.co.jp/webhp?sourceid=chrome-instant&ion=1&espv=2&ie=UTF-8#tbm=vid&q=babymetal+gj!

sis. anger(これもアツい)
https://www.google.co.jp/webhp?sourceid=chrome-instant&ion=1&espv=2&ie=UTF-8#q=babymetal+sis.anger&tbm=vid

あんま聴いて無い人は、中途半端なメタルとか揶揄してるけど、こういう曲もあるよね。

2位 BPM15Q『BPM15Q ALL SONGS』

BPM15Q all songs

BPM15Q all songs

今年は、yunomiさんの楽曲を聞きまくった1年でした。
ほんとに、大江戸コントローラーやら、インドア系ならトラックメーカーとか、最高ですよ。
最先端Kawaii Core。

私1番スキな曲、すれ違い僕と君の通信。
【Live video】BPM15Q『すれ違い僕と君の通信』(in Singapore) - YouTube


いいわよー。
イントロから切なさとダンス感が爆発するグルーヴ全開の曲です。

BPM15Qについて、詳しくはこちらで。
utsunomiya.hatenadiary.jp


3位 星野源『恋』

恋 (通常盤)

恋 (通常盤)

説明不要。
SUNに引き続き、最強の楽曲に仕上がってるよね。
カップリングの曲も良い。

4位 私立恵比寿中学 『穴空』

穴空

穴空

エビ中とか、聴いたことなかったんです。
でも、このアルバム評判よかったから、買ったんす。

めっちゃ良いね\(^o^)/ワーイ
いろんなタイプの楽曲が詰め込まれていて、聴いてて楽しい。

参加ミュージシャンの幅の広さが、アルバムの良さと言っても過言ではない。
穴空 - Wikipedia


MISSION SURVIVORは、踊れる。
https://www.google.co.jp/webhp?sourceid=chrome-instant&ion=1&espv=2&ie=UTF-8#q=mission+survivor+%E3%82%A8%E3%83%93%E4%B8%AD&tbm=vid

5位 でんぱ組.inc『GOGO DEMPA』

GOGO DEMPA(通常盤)

GOGO DEMPA(通常盤)

去年、ついにBEST版出したでんぱ組。
今後の動向が気になります。

本アルバムは、昨年出されたシングルの詰め合わせみたいな感じで、コンセプトがいまいちしっかりしないところが残念。
ただ、全体的にシングル楽曲が揃ってるのクオリティは良いですね。

「STAR☆ットしちゃうぜ春だしね」が、1番よかったかな…。
いっぱい聴いたけど、そんなに印象に残らなかったかも…。
でんぱ組.inc「STAR☆ットしちゃうぜ春だしね」MV Full - YouTube


1月の武道館いきまーす

6位 Shiggy Jr.『ALL ABOUT POP』

ALL ABOUT POP(通常盤)

ALL ABOUT POP(通常盤)

Shiggy Jr.とかいつもあんまり期待するつもりはないんです。
でも、POPで聞きやすくて良いんですよね。

ボーカルの声がカワイイです。
結果、めちゃ聴きました。

安心感がある。
Shiggy Jr. / サマータイムラブ MUSIC VIDEO - YouTube

7位 NakamuraEmi『NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST』

NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST【CD】

NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST【CD】

これ聴いてハマるかどうか。
NakamuraEmi - 「使命」 LIVE MUSIC VIDEO - YouTube
とにかくめっちゃかっこいい。

月曜日の朝に聴くと、仕事頑張ろうとか思う。

8位 あっこゴリラ『TOKYO BANANA』

TOKYO BANANA

TOKYO BANANA

向井さんって曲があって、めっちゃ向井秀徳のことが好きらしい。
全体的に、リリックの回しが向井秀徳感ある。

ゆるい女子ラップじゃないし、青文字系でもない。

楽曲がとにかくカッコイイ。
内容はネタ色が強い。

今年は、2枚出してるから、2枚目もオススメ。
2枚目のほうがヒップポップ感が強い。

あっこゴリラMV『TOKYO BANANA』 - YouTube

9位 妄想キャリブレーション『妄想インビテーション』

妄想インビテーション

妄想インビテーション

でんぱに続き、こちらもディアステ発。
でんぱに近いものだと思ってくれれば、OK。

YOUをちぇっくします!
【妄想キャリブレーション】Youをちぇっくします コール動画 - YouTube

おもてなでしこ伝承中
妄想キャリブレーション 2nd Album 収録曲『おもてなでしこ伝承中』MV - YouTube
ヒャダイン感ある。

ココらへんは、でんぱ組のA-pop感溢れる曲感を発揮している。
素敵だよ!

10位 藤原さくら『good morning』

good morning

good morning

初めて聴いた時、深みのある声に感動しました。
可愛くも、味があり、歌詞とうまく絡む。
ただ、楽曲はどれもJazzyで上品。

昼間のライブバーのオープンテラスで、コーヒーかサングリアでも飲みながら聴きたいですね。

藤原さくら - 「かわいい」 - YouTube


今年は合間合間で、聴いたなあ。
ってことで、10位

今年聴いた曲一覧

今年発売した曲に絞ると、以下の通り。
ネットレーベルは抜いてる。

・BPM15Q BPM15Q ALL SONGS
・あっこゴリラ Back to the Jungle - EP
・雀が原中学卓球部 灼熱スイッチ
・Shiggy Jr. ALL ABOUT POP
でんぱ組.inc 最Ψ最好調!
くるり くるりの20回転
星野源 恋
・あっこゴリラ TOKYO BANANA
私立恵比寿中学 穴空
でんぱ組.inc GOGO DEMPA
おやすみホログラム 2 (ツー)
・アイドルネッサンス アワー・ソングス
・Moe and ghosts×空間現代 RAP PHENOMENON
・ぜんぶ君のせいだ。 やみかわIMRAD
藤原さくら good morning
妄想キャリブレーション 妄想インビテーション
・YURI!!! on ICE feat. w.hatano You Only Live Once - EP
・BABYMETAL METAL RESISTANCE
・NakamuraEmi NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST
相対性理論 天声ジングル
BiSH FAKE METAL JACKET
・北村早樹子 わたしのライオン
まねきケチャ タイムマシン/SPLASH
アップアップガールズ(仮) ! ! ! ! ! ! ! ! / 君という仮説
・Cheeky Parade Hands up! 
・Maison book girl river (cloudy irony)  
Wienners GOKOH
坂本慎太郎 できれば愛を
・Wake Up,Girls ! 僕らのフロンティア
・テンテンコ 工業製品
・泉まくら アイデンティティ
ワルキューレ 絶対零度θノヴァティック
・BABYMETAL LIVE AT WEMBLEY

アニメ楽曲で有名なmonakaの曲が結構ハマったね。
あとは、くるりの上海蟹とかもよかった。
今年は、もっとアイドル聴いて、更に良い音楽に出会えたら良いかなって思ってる。

年賀状としてチャットボット作ってみた

年賀状が面倒

毎年の課題だけど、年賀状が面倒。
もはや、Facebookでの画像や動画の投稿のみになってる。

なんかいい手はないかなって思って、ちょうど去年がchatbot元年らしいので、手を出してみた。


プログラミングとか面倒

プログラミングとか面倒なので、シナリオの設定だけで組めるサービスを探したら、下記の2つが見つかった。

chatfuel.com
facebookメッセンジャー主体のchatbot制作サービスらしい。
あまり深掘りしてないので、詳細わからず。

Repl-AI
docomo Developer supportと紐づくサービス。
いくつか制作の過程を紹介する記事を読んで、ここに決めた。

liginc.co.jp
こんな感じで簡単そうでしょ?

シナリオの設定

予め設定された内容しか発話しないから、会話を進めることで私の近況も伝えられて、かつ進める意味があるように、最後におみくじの機能をつけた。

f:id:shunutsu2-2-24:20170101231556p:plain
こんな感じで簡単に組めます。便利だね。


つまづいたところ、難しかったこと

Facebookメッセンジャーボット

ユーザー発話起点を増やすと、FBメッセンジャーbotがうまく機能しないし、組んだシナリオをrepl-aiのシュミレーターに投げても上手く機能しない。なぜか、デプロイしたLine@のアカウントだけ正常に機能するという問題点。
これはいまだ解決できず。

LINE@では、スタンプ

Line@では、会話の流れでスタンプをユーザーに送られると、既読が付いて進行が止まる。
これは、現状対処する方法がないかな。

repl-aiは、便利だけど、あくまでBtoC向けサービスのカスタマーサポートなどマジメな会話が平然の押収されることを前提にしており、今回のようなふざけた企画には適していなかった。

連投ができない

ユーザーの1発言に対して、システムも1発言しか対応しない。この応酬を繰り返すことが原則となっている。こちらが一方的に多く発話したいときに、2回以上の吹き出しを出して発言できないので、必然的に長文を投げざるをえない。これが苦しかった。
ここは、repl-aiとして改善の余地があるのかなって思った。もしすでにできるようなら、やり方を教えてもらいたい…。


制作にかかった時間

おみくじの素材作成合わせて、チュートリアル読みながら、4時間程度。
とっても簡単だった。
ECサイトの簡単な問い合わせの対応などは、repl-aiはすごく有効だと思います。


ボットはこちら

30日間無料なので、1月中に削除します。
それまで可愛がってください。
LINE Add Friend QR code

QRの場合は、こちら。
f:id:shunutsu2-2-24:20170101232640p:plain


今回の体験で、chatbotはシナリオ設定が命というところと、相手から的確な返しを引き出す誘導の難しさを感じた次第。
内輪の投稿となりましたが、本年もどうぞよろしくお願いします。

NakamuraEmi【ヒップホップとキレイ目ソングの独自進化】

http://life-watcher.com/wp-content/uploads/2016/01/original-2.jpg

先日、BAYCAMP2016に参加してきた。
1番の目当ては、NakamuraEmiだった。


豪雨の中ちっちゃなステージで彼女は歌った。
観客は50名いただろうか。
2演目前までのTofubeatsは、有に200人は超えた。いや、もっといたと思う。

注目の少なさ。これがFM曲でパワープレイを取った楽曲を歌う歌手を待つ現実なのか?「シャングリラ」でパワープレイを取ったチャットモンチーは、あっという間にスターダムに登ったというのに。

しかも、音響が完全にDJセット向きになっており、打ち込みのドラムを使うと無駄にバスがドコドコとダンスミュージックのように響く。その日のナカムラは、ギターと2人だけのステージ。パーカッションのどすどすが演奏が全然合ってない。ナカムラ本人も歌いながら苦笑いを浮かべているように見えた。
観客もその日イチの豪雨に消耗しきっていて、盛り上がりがない。

正直、魂で歌うように吐き出す「使命」のリリックが聴きたかった。だけど、どうもにもパーカッションが邪魔で微妙だった。
これはものすごく残念で、こちらが期待しすぎたのもあったのかもしれない。

だけど、打ち込みを必要としなかった「スケボーマン」は、震えるほどよかった。ギターと歌というか、力強いリリック。
吐き出される苦悩と葛藤の感情は、まさに僕らが待ち望んでいた生のナカムラエミだった。


自分の勝ち方を見つけたNakamuraEmi

もういろんなところで、特集されまくってる。
33歳で日本コロンビアからメジャーデビュー。
「心を蹴り上げる」「唯一無二のスタイル」そう言われるのも、聴けば瞭然。
www.youtube.com
「映画?半身浴?そんな時間にお前にあるか?」
ここが凄い好きなんですよね。初見のときは、全身に鳥肌が立ったし、何度聞き返してもゾクッとする心地よさがある。

ヒップホップから影響を受けたと思われるポエトリー・リーディング的な手法。しかし、生っぽいギターを中心に据えたメロディーラインがぬるっと心に染みこんでくる。これはブルースなのか?なんだろうか。親しみがある音作りな気がする。いかにも日本の”シンガソングライター”が使いそうな音というか。

しかし、なによりナカムラ自身の声が特徴的だ。
完全にクラムボンや、ハンバートハンバートなど、ボーカルで魅せる系にいるタイプの声質。普通に歌ったほうがいいんじゃなね?って思う人もいるだろうけど、いまの時代こういう特徴的なボーカルなんて、五万と発掘されて、どの音楽カテゴリでも活躍している。いまの時代、ボーカルの声がおもしろいからって、勝てない。

この声とこのギター音だけで言ったら、間違えなくキレイどころのジャパニーズ・シンガソングライター止まりだったと思う。

彼女が「中村絵美」から「NakamuraEmi」に改名して、本当に自分の価値を見つけたのは、間違いなくヒップホップとの出会いだ。

28歳くらいにレゲェとヒップホップに出会ったらしい。詳しくは、このインタビューが詳しい。
www.cinra.net
やっぱシンラのインタビューは、いいよね。

BAYCAMPの本番前のサウンド・チェックでは「今夜はブギーバック」を歌った。正直、あれがすげー痺れた。あれで期待上がっちゃったのもあるかも。
ドラムだけでも生音だったらなあ。
スチャダラパー、めちゃくちゃ好きらしい。


MCがまじか弱い、歌とのギャップが良い

先に上げたインタビューで”コンプレックスが多くて気の弱い私"って言ってるけど、押し出されているビジュアルイメージや、歌とは裏腹にMCのときのNakamuraEmiは、とにかく弱そうである。
もうおどおどしてるし、弱腰だし、観客のこと心配しすぎだし、職場のお局とかに絶対イジメられるタイプだろうなって感じが伝わってきた。
こんな人が歌となると、これほどまでに人の心を揺さぶるギャップが、余計に「使命」の歌詞のシチュエーションがリアルに想起させる。

まだライブ版とAmazonに上がってるアルバムしか聴いてないだけど、とにかくライブに行きたいから、おれはライブに行くんだぁああああ!

毎週月曜の朝になると、使命のイントロが頭に流れてきて自分を鼓舞するよぉおおおお!

まじでバンドセットのNakamurEmiが見てぇ。


以下は関連しそうな記事…。

utsunomiya.hatenadiary.jp

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MORALITY IS DEAD