年賀状としてチャットボット作ってみた
年賀状が面倒
毎年の課題だけど、年賀状が面倒。
もはや、Facebookでの画像や動画の投稿のみになってる。
なんかいい手はないかなって思って、ちょうど去年がchatbot元年らしいので、手を出してみた。
プログラミングとか面倒
プログラミングとか面倒なので、シナリオの設定だけで組めるサービスを探したら、下記の2つが見つかった。
chatfuel.com
facebookにメッセンジャー主体のchatbot制作サービスらしい。
あまり深掘りしてないので、詳細わからず。
Repl-AI
docomo Developer supportと紐づくサービス。
いくつか制作の過程を紹介する記事を読んで、ここに決めた。
liginc.co.jp
こんな感じで簡単そうでしょ?
シナリオの設定
予め設定された内容しか発話しないから、会話を進めることで私の近況も伝えられて、かつ進める意味があるように、最後におみくじの機能をつけた。
こんな感じで簡単に組めます。便利だね。
つまづいたところ、難しかったこと
Facebookメッセンジャーボット
ユーザー発話起点を増やすと、FBメッセンジャーbotがうまく機能しないし、組んだシナリオをrepl-aiのシュミレーターに投げても上手く機能しない。なぜか、デプロイしたLine@のアカウントだけ正常に機能するという問題点。
これはいまだ解決できず。
LINE@では、スタンプ
Line@では、会話の流れでスタンプをユーザーに送られると、既読が付いて進行が止まる。
これは、現状対処する方法がないかな。
repl-aiは、便利だけど、あくまでBtoC向けサービスのカスタマーサポートなどマジメな会話が平然の押収されることを前提にしており、今回のようなふざけた企画には適していなかった。
連投ができない
ユーザーの1発言に対して、システムも1発言しか対応しない。この応酬を繰り返すことが原則となっている。こちらが一方的に多く発話したいときに、2回以上の吹き出しを出して発言できないので、必然的に長文を投げざるをえない。これが苦しかった。
ここは、repl-aiとして改善の余地があるのかなって思った。もしすでにできるようなら、やり方を教えてもらいたい…。
ボットはこちら
30日間無料なので、1月中に削除します。
それまで可愛がってください。
LINE Add Friend QR code
QRの場合は、こちら。
今回の体験で、chatbotはシナリオ設定が命というところと、相手から的確な返しを引き出す誘導の難しさを感じた次第。
内輪の投稿となりましたが、本年もどうぞよろしくお願いします。
NakamuraEmi【ヒップホップとキレイ目ソングの独自進化】
先日、BAYCAMP2016に参加してきた。
1番の目当ては、NakamuraEmiだった。
豪雨の中ちっちゃなステージで彼女は歌った。
観客は50名いただろうか。
2演目前までのTofubeatsは、有に200人は超えた。いや、もっといたと思う。
注目の少なさ。これがFM曲でパワープレイを取った楽曲を歌う歌手を待つ現実なのか?「シャングリラ」でパワープレイを取ったチャットモンチーは、あっという間にスターダムに登ったというのに。
しかも、音響が完全にDJセット向きになっており、打ち込みのドラムを使うと無駄にバスがドコドコとダンスミュージックのように響く。その日のナカムラは、ギターと2人だけのステージ。パーカッションのどすどすが演奏が全然合ってない。ナカムラ本人も歌いながら苦笑いを浮かべているように見えた。
観客もその日イチの豪雨に消耗しきっていて、盛り上がりがない。
正直、魂で歌うように吐き出す「使命」のリリックが聴きたかった。だけど、どうもにもパーカッションが邪魔で微妙だった。
これはものすごく残念で、こちらが期待しすぎたのもあったのかもしれない。
だけど、打ち込みを必要としなかった「スケボーマン」は、震えるほどよかった。ギターと歌というか、力強いリリック。
吐き出される苦悩と葛藤の感情は、まさに僕らが待ち望んでいた生のナカムラエミだった。
自分の勝ち方を見つけたNakamuraEmi
もういろんなところで、特集されまくってる。
33歳で日本コロンビアからメジャーデビュー。
「心を蹴り上げる」「唯一無二のスタイル」そう言われるのも、聴けば瞭然。
www.youtube.com
「映画?半身浴?そんな時間にお前にあるか?」
ここが凄い好きなんですよね。初見のときは、全身に鳥肌が立ったし、何度聞き返してもゾクッとする心地よさがある。
ヒップホップから影響を受けたと思われるポエトリー・リーディング的な手法。しかし、生っぽいギターを中心に据えたメロディーラインがぬるっと心に染みこんでくる。これはブルースなのか?なんだろうか。親しみがある音作りな気がする。いかにも日本の”シンガソングライター”が使いそうな音というか。
しかし、なによりナカムラ自身の声が特徴的だ。
完全にクラムボンや、ハンバートハンバートなど、ボーカルで魅せる系にいるタイプの声質。普通に歌ったほうがいいんじゃなね?って思う人もいるだろうけど、いまの時代こういう特徴的なボーカルなんて、五万と発掘されて、どの音楽カテゴリでも活躍している。いまの時代、ボーカルの声がおもしろいからって、勝てない。
この声とこのギター音だけで言ったら、間違えなくキレイどころのジャパニーズ・シンガソングライター止まりだったと思う。
彼女が「中村絵美」から「NakamuraEmi」に改名して、本当に自分の価値を見つけたのは、間違いなくヒップホップとの出会いだ。
28歳くらいにレゲェとヒップホップに出会ったらしい。詳しくは、このインタビューが詳しい。
www.cinra.net
やっぱシンラのインタビューは、いいよね。
BAYCAMPの本番前のサウンド・チェックでは「今夜はブギーバック」を歌った。正直、あれがすげー痺れた。あれで期待上がっちゃったのもあるかも。
ドラムだけでも生音だったらなあ。
スチャダラパー、めちゃくちゃ好きらしい。
MCがまじか弱い、歌とのギャップが良い
先に上げたインタビューで”コンプレックスが多くて気の弱い私"って言ってるけど、押し出されているビジュアルイメージや、歌とは裏腹にMCのときのNakamuraEmiは、とにかく弱そうである。
もうおどおどしてるし、弱腰だし、観客のこと心配しすぎだし、職場のお局とかに絶対イジメられるタイプだろうなって感じが伝わってきた。
こんな人が歌となると、これほどまでに人の心を揺さぶるギャップが、余計に「使命」の歌詞のシチュエーションがリアルに想起させる。
まだライブ版とAmazonに上がってるアルバムしか聴いてないだけど、とにかくライブに行きたいから、おれはライブに行くんだぁああああ!
毎週月曜の朝になると、使命のイントロが頭に流れてきて自分を鼓舞するよぉおおおお!
まじでバンドセットのNakamurEmiが見てぇ。
以下は関連しそうな記事…。
BPM15Qってアイドルがやばい
BPM15Qがやばい。
おれは、ずっと周りに彼女らがやばいこと言って回っていた。
アイドル界隈とEDM系界隈の人には積極的に言ってる。
踊れるし、かわいい。
正確にはkawaiiの部類だと思う。
SoundCloudのアカウントに、サンプル音源が上がってからというもの、その音源を何度も聞き回している。
それが去年の夏前とかだったと思う。
とにかく、音源が欲しくてうずうずしてた。
生産限定CDはあったみたいだが、存在に気づいたときには売り切れ。
ずっとストリーミングで我慢してきた。
そして、先週末ついにビーピーエムイチゴ―キューの音源を手に入れた。
かれこれ3曲を100回近くループしていると思う、たぶん。
ということで、入手記念カキコする。
BPM15Qとは
ニューエイジボーカルDJユニット。
「苺りなはむ」と「にかもきゅ」により構成される。
2015年の5月か6月にスタート。
ゆめかわいいビジュアルと、楽曲の和風ダンス感が売り。
すごいアソビシステム感というか、原宿感がすごい。
実際、昨年のアソビのイベントに出演していた。
その関係かわからないけど、去年シンガポールなどでイベント出演を果たしている。
海外進出にも積極的なのか、bpm15Qで調べると、案外海外リンクが多く出てくる。
和の音階や楽器を積極的に取り入れている姿勢は、一部の海外勢には受けそうではある。
苺りなはむ
元BiSのアイドル。
あんまりBiSって聞かないから、詳しいことはわからないが、元BiSメンバーは皆新しいステージで精力的に活動されていて、非常に好感が持てる。
BiSの曲は、聴いても正直何がいいのかわからないのけど、ファンはすごい付いてて、他のアイドルもファン形成の仕方には見習うべきところがあると思う。
「苺」って名前に付くくらいだし、BiSの中ではカワイイ系担当だったのかなって勝手に思っている。
2016年(今年)の4月に「ストロベリー症候群」という別ユニットも立ち上げた模様。
ICIGO STYLE*1
活動力があってよろしい女子。
見せ方はどことなくゆるめるモの「ようなぴ」と被るところがあったけど、ピンクがトレードカラーってだけで、路線は違いそう。
にかもきゅ
この子がなんか面白い。
病み感がすごくて、自撮りがうまい。
にかもきゅの活動記をみたいと思って、一度アイドル応援アプリ「CHEERZ」を入れたくらい。
不思議な魅力がある。
去年は、国民的ニートという肩書で活動していて、その厭世的なスタンスも好きだった。
最近は特に個人的な発言等は追っていないので、どんな感じになっているかわからない。
元々BPMの楽曲を手掛けるyunomi(ゆのみ)の楽曲でボーカルを担当していて、soundcloudでBPM以前の楽曲などを聴くことができる。
にかもきゅの声は、独特で丸くてとろんしている。
kawaiiの化身みたいな声で、yunomiの楽曲の良さをめちゃくちゃ引き出してる。
個人的BPMは、りなはむがyunomiとにかもきゅのプロジェクトに一枚噛んだ感が否めない。
でも、いずれにせよ楽曲が良いので、オールOK。
yunomi(ゆのみ)
BPMの楽曲を作ってる北海道在住のトラックメーカー。
どうして音楽は、東京ではなく、北海道や福岡、沖縄でいいものができるのだろうか。
不思議でならない。
martine recordsを感じさせる音作りに、独特の和風旋律。
曲の盛り上げ方もすごい上手い。
兎にも角にも、yunomiが上げている楽曲を聴いていてほしい。
好きな人はすぐハマると思う。
ルーツを探ると、北海道在住ではないのかもしれず、男性DJのtkrism(ティーケーアールイズム)が始めた新プロジェクトらしい。
twitter.com
spincoaster.com
tkrismの作成した曲。
まさにBPM15Qの原点を感じる曲作り。
https://www.youtube.com/watch?v=6T6jINCWUAk
BPM15Q以前には、ベクターエンターテイメントから「EMERGENCY」というユニットのプロデュースしている。
https://www.youtube.com/watch?v=207IQUw-_ME
2013年のプロジェクトのよう。
なんとなく、音作りがダサい。色々制限があったのだろうか?
嫌いじゃないけど、全体的にトランス感が強すぎて、2013年にしては音作りが古い気がする。
このプロジェクトを経て、BPMを発足したのか。
それとも、EMERGENCY以外にも諸々活動があったのかもしれない。
いずれにせよ、yunomi名義に変えてからの躍進は素晴らしい。
この記事書くにあたって調べるまで、yunomiはずっと20代前半の北海道在住女の子だと思ってた。
これがtkrismさん
楽曲
一通りの曲が聴け総集編がある。
すごくいいから、まずはこれをまとめて聴いてほしい。
…と思ったら、にかもきゅのSoundCloudに上がってた総集編消えてる…。
では、YouTube貼っておくので、これで楽しんでください。
https://www.youtube.com/watch?v=ebtfy5hdRX4&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=JWfsj8jJNsk
https://www.youtube.com/watch?v=1criFbeN9PA
特に、2曲目の「すれ違い僕と君の通信」は好き。
残念ながら、オンライン版には入っていいない…。
https://itunes.apple.com/jp/album/online-1st-single/id1112903434?at=10l8JW&ct=hatenablog
あー、ますます楽しみだな。BPM15Qとyunomi(ゆのみ)
現場でガンガンに踊りたい。
bpm15qの公式Twitter
twitter.com
ゆのみのSoundCloundアカウント
soundcloud.com
にかもきゅだけでなく、Toriena(トリエナ)さんをボーカルに迎えた曲やラブリーサマーちゃんのリミックスなども上げている。
まじ要チェックだ。
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*1:サイトのテンプレートがBPM15Qと一緒だ…